代表紹介│特定非営利活動法人BeingALIVEJapan

MESSAGE代表メッセージ

　私自身も5歳から約15年間、長期療養生活を経験しました。15年間の長い治療生活を振り返った時、最初に思い浮かんだのが病気や治療で色々と諦めたこと、痛みなどで辛かったことよりも、家族や友達が一緒にできることを見つけ、一緒に過ごした楽しい時間、「青春」でした。この「青春」の積み重ねがゴールの見えない長い治療生活を支え、前向きに生きる活力でした。

　10年先の未来を描くことはもちろん、１ヶ月、明日さえも考えることが難しい時もありました。その経験から、治療の先にある未来をこどもたち自身が描ける長期療養生活を実現する、長期療養のこどもに最高のこども時代の「青春」をつくる活動をはじめました。

　スポーツの力で、こどもたちに「仲間」との時間を創出し、仲間とともに治療しながらも実現できる「青春」をつくる。私たちのゴールは、こどもたちの今だけを支えるのではなく、10年後、20年後に今ここにない可能性や選択肢をこどもたちが未来、そして小児医療に切り開くことです。長期療養のこどもたちに最高のこども時代「青春」を一緒に実現してくださる皆様にこころより感謝を申し上げます。

PROFILE代表紹介

NPO法人Being ALIVE Japan　理事長

北野　華子

学位

ー慶應義塾大学環境情報学部卒業

ー京都大学大学院医学研究科社会健康医学専攻（MPH）課程修了

ーSpingfield College大学院

スポーツマネジメント・レクリエーション学科（修士課程）修了

資格

ーチャイルド・ライフ・スペシャリスト

ーセラピューティック・レクリエーションスペシャリスト

BIOGRAPHY略歴

　米国留学中、アトランタパラリンピックレガシー団体・「Blaze Sport America」に携わり、障害のある子どもに対してパラリンピックスポーツや身体条件に合わせたスポーツ活動（アダプテッド・スポーツ）の企画・運営を担当。

またシンシナティ小児医療研究センターで新生児集中治療室（NICU)、小児集中治療室(PICU）、救急医療科、移植外科に入院中のこどもと家族の心理社会的な支援のインターンを実施。

　帰国後、埼玉県立小児医療センターにてチャイルド・ライフ・スペシャリストとして勤務。小児がんをはじめ、長期入院や侵襲的な治療・検査を必要とするこどもの支援、グリーフケア支援、新生児集中治療室(NICU)でのチャイルドライフ支援に携わる。

現在はNPO法人Being ALIVE Japanの理事長、及び専属職員として勤務。また慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科非常勤講師を兼務。

SPECIALTY専門

小児医療現場におけるヘルスコミュニケーション・ヘルスアドボカシー
スポーツを通じた難病児支援活動の企画・運営
長期療養児・障がいのあるこども向けのスポーツ・レクレーション活動の企画・指導

MEDIAメディア掲載実績

2018/01/01
毎日新聞元旦紙

平成30年インタビュースポーツで病気の子を支援
2018/06/18
テレビ東京　ミニ番組

「生きるを伝える」スポーツを通じて子供を支える
2018/10/15
三田評論

「話題の人」北野華子：スポーツの力で長期療養児を支援する
2019/10/21
朝日新聞／朝刊

「ひと」北野華子さん　スポーツチーム入団で長期療養児を元気づける
2019/11/07
Precious 小学館

「Precious」12月号 N女たちのソーシャルアクション掲載
2019/11/12
Wired Audi InnovationAward 2019

「スポーツ」の不思議な力に賭ける。長期療養するこどもの未来のために
2019/12/02
文化放送／ラジオ

「くにまるジャパン極」ー極シアター
2020/01/21
週刊ダイヤモンド

「イノベーターの育て方」青春時代を届けたい
2020/10/15
電源開発株式会社 GLOBAL EDGE

Opinion File 「スポーツの力で長期療養児に青春を」

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AWARD受賞歴

HEROs of the year 2018 大賞受賞

第17回読売福祉文化賞受賞

WIRED Audi Innovation
Award 2019 受賞

WRITING執筆実績

2020年9月

KEIO SFC JOURNAL Vol.20 No.1 2020 特集：オリパラサイコウ
「パラリンピックレガシーの長期的な継承－アトランタとバンクーバーからの示唆」
「これからのインクルーシブ体育・スポーツ」
第４章　子どもが運動を楽しむためにはー病弱・身体虚弱ー