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北海道札幌市を拠点とするカーリングチーム「フォルティス」に所属する小野寺佳歩選手がCurling Cares Calendarプロジェクトを通じて、当団体にご寄附を頂きました。
Curling Cares Calendarとは、世界のトップカーラー(カーリング選手)が自らの意志で社会課題に取り組む団体を選び、カレンダーの利益を寄附するプロジェクトです。2014年から2022年の8年間で約7000万円の寄付が集まっています。
昨年度販売した「Curling Cares Calendar 2023」ではフォルティウス所属の小野寺佳歩とともに、ロコ・ソラーレ所属の鈴木夕湖選手が選ばれています。今回、頂いたご寄附を活用して、小野寺選手を当団体が企画運営する長期療養中のこどもとご家族のスポーツキャンプに招聘し、こどもたちにフロアカーリング 体験を提供して頂きました。
多くのこどもたちが初めてのカーリング体験に興味津々で、真剣にルールを聞き取り組んでいました。体験中、自然とこどもたちの中で声をかけあったり、一緒に喜びを共有したり、とチームの仲間として交流する場面が多くみられました。2日目の活動では、保護者同士のゲームも行い、お子さんが親御さん達にアドバイスをする姿、また一緒にハイタッチして喜ぶ姿がとても印象的でした。
今回、山梨県で開催したスポーツキャンプに参画した小野寺選手も、「家族とかアスリートとか、ボランティアさん含めて一つのキャンプをつくりあげていた印象があったので、素晴らしい活動だなと思いました。一緒にフロアカーリングをやって、純粋にカーリングが楽しいと言ってくれて嬉しかった。最後にご家族もカーリングをやってすごく盛り上がり、みんなの楽しい顔を見て幸せに感じました。」と活動の感想を述べていました。
今回、チャリティカレンダーの販売を通して、750,934円の寄附をして頂きました。頂いた寄附金で小野寺選手の活動招聘以外にも、海外よりフロアカーリング セットを取り寄せ購入をしました。購入後は早速、8月に開催したTEAMMATESスポーツ祭、さらに9月に関西で開催したスポーツキャンプの中でも、カーリング体験を提供し、さまざまな身体条件のお子さんやご家族が楽しむ機会を提供することができました。
フロアカーリングは身体的な制限のあるお子さんや入院中のこどもたちでも楽しめる活動であり、今後は特別支援学校で実施するスポーツプログラムや、来年以降再開を目指す病院内でのスポーツプログラムでも体験を提供していきたいと考えています。
アスリートを招聘し、病気のこどもたちの身体条件に合わせた「チーム体験」を創出していく費用は、全て皆様のご寄附を通じて実現しています。今後もアスリートとともに長期療養のこどもの機会創出に寄与していく活動を増やして参ります。
◆ 小野寺佳歩選手 X (旧Twitter)
◆ チーム「フォルティス」 ホームページ
◆ チーム「フォルティス」 X (旧Twitter)