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今年新たに大学スポーツチームとして、長期療養中のこどものスポーツチーム入部事業に参画した「中京大学アメリカンフットボール部」。7月20日に中京大学豊田キャンパスにて、小児がんの一つ「神経芽腫」で長期療養中の小学3年生の高木湊人(たかぎ みなと)くんの入団会見が開催されました。愛知県で長期治療中のこどもの入団事業は初めての入団になります。
湊人が選んだユニフォームの背番号は「37」。自分の名前「みなと」に因んで番号を選びました。会見では「アメフトの試合を見るのが楽しみです」と入部後の楽しみをはじめ、「みんなと一緒にトレーニングがしたいです。」「タッチダウンができる選手になりたいです。」とチームメイトとしての目標ややりたいことを話してくれました。
会見後、取材に来てくださった記者の方から、なぜアメリカンフットボール部に入ろうと思いましたか?と質問がありました。「アメリカンフットボールを見たことややったことがないので、やってみたいと思い、アメリカンフットボールにしました。」と堂々と質問にも答えてくれました。
中京大学アメリカンフットボール部 大橋誠ヘッドコーチは今回の高木湊人くんの入団について「湊人くん自身が日々闘っているため、僕ら自身が教えてもらうことが多いかなと思います。湊人くんがフットボールというフィールドでも何か一つでもチャレンジしてくれれば、それがまた何か一つ彼にとって新たな闘いになると思うので、我々としてはそれを見させていただき、その中で彼から教わっていく中で、僕らが彼にふさわしいチームになっていくことが大事かなと思っています。」
また松本奏主将も「同じチームメイトとして、色々なことに挑戦をしたり、また湊人くん自身もやりたいこと、トレーニングやタッチダウンをしたいと話していたので、全力でサポートしていきたいと思う。アメフト部は元気がいいので、その元気の良さを全面的に伝えていけたらと思います。また支え合う、チームメイトとして勇気づけられる部分もあると思いますし、逆に自分達が試合とか、日々の練習で頑張っている姿を見てもらって、その分勇気づけられると思うので、ともに勇気づけ合う関係をつくりたいなと思っています」とチームメイトとなった湊人くんへの想いを話して下さりました。
高木湊人くんは2025年12月までの約5ヶ月の入団になります。今回の入団事業にかかる費用は、日本財団HEROsの助成金をはじめ、オフィシャルパートナーの企業様、個人の方々のご寄付によって実現しています。