かっこいい男になる!東洋大学ラグビー部 TEAMMATES修了式
2022年4月にTEAMMATES事業を通じて、東洋大学ラグビー部の一員として、小児ネフローゼ症候群で長期療養中の小川和真(入団時:小学4年生)君が入部をしました。
和真くんは、ラッキーセブンに因んで「7」の背番号を選び、大好きなユニフォームを着て、約10ヶ月間、チームの一員として練習・試合等に参加したり、チームのサポートや交流をしたりしました。そして「かっこいい男になる!」を目指し、取り組んだ10ヶ月の活動を締めくくる修了式が先日開催されました。
監督・選手代表の挨拶では、和真くんのおかげで多くの勝利に繋がったことへの感謝の気持ちを伝えて下さり、その言葉を目を剃らず真剣に聞いていた和真くんの表情がとても印象的でした。
修了式では、和真くんが好きなキックのチャレンジ、またタッチフットを行い、笑顔いっぱいで選手のみんなと交流をしました。キックチャレンジでは、様々な角度からキックを成功し、チームメイトのみんなと沢山喜びを共有していました。
タッチフットでは、「和真くん!和真くん!」とチームメイトに声かけてもらい、声をかけてくれる選手の方に一生懸命走ったり、ボールをもってトライを目指したりと仲間と一緒にラグビーを楽しんでいました。
最後は和真くんが憧れでもあった胴上げもしてもらい、満面の笑みを見せてくれました。
最後は、和真くんからチームの皆さんへ
活動への思いと感謝も伝えてくれました。
(※一部抜粋)
「僕ははじめ、入団式の時には緊張してどうしたらいいかわかりませんでした。でも何回か活動していくうちに慣れてきました。皆さんの試合を見た時はかっこいいなと思いました。ウォーターボーイは楽しかったです。全国大会に行けるか決まる試合に勝ったとき嬉しかったです。試合前のバービーも楽しかったです。僕も大きくなったらラグビー部の皆さんみたいになりたいと思いました。」
最後は、チーム皆と東洋大学の「T」のポーズで記念写真を撮り、活動が修了しました。
帰り道、和真くんは「東洋大学に入ろうかな〜」と新しい目標もでき、進み始める一日となりました。
改めまして、TEAMMATES活動を通じて長期治療中のこどもを受け入れ、活動企画・運営してくださった東洋大学ラグビー部の皆様に感謝を申し上げます。また多くの個人の方々のご寄付を通じて、小川和真くんの入団、そして青春を実現できましたこと、団体スタッフ一同、御礼を申し上げます。
Being ALIVE Japanはこれからも、スポーツを通じて長期治療中のこどもの最高のこども時代「青春」を実現する仲間、TEAMをつくる活動を取り組んでまいります。