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ラガーマンによる、新型コロナウイルス禍で入院中のこどもの支援活動
特定非営利活動法人Being ALIVE Japan (所在地: 東京都世田谷区、理事長:北野華子)は、今年6月に新型コロナウイルスの感染流行に伴い、家族面会や外出制限のある入院治療中、及び自宅療養中のこどもたちの「ヒト」と「社会」との接点をアスリートとともにつくるオンライン事業を実施しています。アスリートとのオンラインでの交流企画を通し、入院治療中や自宅療養中のこどもたち同士、またきょうだい同士をつなぎ、長期療養生活を支え合う関係を構築する支援活動を取り組んでおります。
この度、当団体のオンライン事業の一環として、ラガーマンとともに、新型コロナウイルス禍で入院治療を必要とするこどもたちの支援プロジェクト「TRYMATES」を立ち上げましたことをお知らせ致します。ラグビーを通じて、入院治療中のこどもたちの「ひと」と「社会」との接点をつくり、長い治療生活の「明日」を支える目標と仲間をつなげてまいります。
〜長期入院中のこどもの「明日」を支える目標(TRY)、そのトライを応援し讃え合う仲間(MATES)をつくる活動〜
当プロジェクトでは、ラガーマンが入院治療中のこどもたちに対し、オンラインでラグビーの動きとラグビー文化を取り入れた「ラグッパ体操」を定期的に病院のプレイルームや院内学級で取り組んでいきます。ラガーマンと一緒に体操をトライする活動、及び明日の目標(トライ)を共有し、応援し讃えあう交流活動を通し、入院中のこどもたち同士の交流や仲間づくりを支援します。またラガーマンをはじめ、ラグビーチームやラグビーファンがともに、長期療養中のこどもたちの「トライ」を応援し讃えるチャリティプロジェクトも企画してまいります。
ラガーマンとの交流を通して、一人で頑張る治療生活ではなく、仲間とともに乗り越える治療生活を日本全国の小児医療現場に実現することを目指します。
新型コロナウィルスの流行に伴い、感染拡大を防ぐ目的で現在、小児医療現場では家族面会の制限又は禁止、外出・外泊の制限や禁止、病棟プレイルームでの遊びや病棟イベントの中止等、こどもたちの療養生活を支える「ヒト」「社会」との接点が極力制限されています。また重症化のリスクが高い自宅療養中のこどもたちも、外出制限や同世代との交流が限られております。現在、緊急事態宣言の解除後も制限のある日常と一人で頑張る療養生活が続いている現状があります。Being ALIVE Japanでは2015年より、アスリートやスポーツチームと連携し、病院や地域社会の中で長期療養中のこどもたちに対し、スポーツを通じた支援を実施してきました。構築してきたアスリートやスポーツチームとの関係と実績を活かし、2020年5月よりこどもたちの長期療養生活を支え合う関係を構築することを目的としたオンライン事業を取り組んでいます。小児医療現場でのオンライン支援の導入と普及をはじめ、アスリートとの交流を通じて、全国の長期療養中のこどもたちをつなぎ、支え合うコミュニティの創出に貢献することを考えています。
北野華子 | 特定非営利活動法人Being ALIVE Japan 代表理事 |
赤堀龍秀 | ブラックラムズOB |
稲橋良太 | クボタスピアーズOB |
竹本竜太郎 | サンゴリアスOB |
和田拓 | キヤノンイーグルスOB |
◆ 「ラグッパ体操」とは
ラグビー体操「ラグッパ」は、ラグビーの動きとラグビー文化をもとに、日本を代表するトレーナーのメゾットを取り
入れ、ラグビー元日本代表(現:一般社団法人DAEN代表理事)の佐々木隆道氏が考案した、低負荷で低速度の体操エクササイズです。これまでに、各地の小学校、地域スポーツクラブ、高齢者リハビリ施設、企業等で採り入れられた他、情報番組での紹介や笹川スポーツ財団主催の「おうちチャレンジデー」で採用されており、老若男女が楽しみながら身体を動かせるコンテンツとして好評を博している。
■ 一般社団法人DAEN
子ども達にスポーツを通じて学びと楽しさを感じて欲しい、シニアの方々にはいつまでもスタスタ歩ける身体を作って欲しい、という思いから、代表理事・佐々木隆道により2019年に設立。ラグビーを始めとするスポーツを起点として、「ジュニア」「シニア」「地域」というテーマを中心に、潜在的なニーズの掘り起こしや身近な社会課題の解決を貢献する取組や活動を幅広く行っている。
■ 特定非営利活動法人Being ALIVE Japan
2015年4月より、入院中のこども向けのスポーツ活動の企画運営をはじめ、2016 年2 月に特定非営利法人化。難病や慢性疾患、長期的に治療・療養を必要とするこどもの最高のこども時代「青春」を実現することを目的に、アスリートやスポーツチームと連携し、こどもたちの自立支援、並びに長期療養生活を支え応援する存在「TEAMMATES」を地域社会に増やす活動をしています。現在までにスポーツチームとのマッチング事業「TEAMMATES」、病院・地域の中で長期療養児のスポーツ活動の提供と普及をしています。また新型コロナウイルスの流行に伴い、ひとや社会との接点が極力制限がある入院治療中のこどもたち、及び自宅で長期療養生活を必要とするこどもたちのオンライン支援をアスリートやスポーツチームと協働し、2020年5月より定期的に取り組んでいる。
【お問合せ先】
特定非営利活動法人Being ALIVE Japan (北野)
〒154-0013 東京都世田谷区駒沢公園1-1 Tote駒沢公園301
TEL /FAX: 03-6432-3068
Cell : 080-3411-4210(北野)
Email: info@beingalivejapan.org
Homepage: http://www.beingalivejapan.org