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7月12日(日曜)に、Visa社員のご協力のもと、ジャパンラグビートップリーグに所属する外国籍選手ヘンリー・ブラッキン(Henry Brackin)選手とセコナイア・ポール(Sekonaia Pole)選手の二人と長期療養中のこどもたちとそのきょうだいが英語で交流する活動を提供しました。
Visa社員の皆様には、事前にこどもたちが聞きたい質問を英訳していただき、また練習用の資料も作成していただきました。こどもたちが自ら質問し、答えてもらうことは「伝える力」を育むきっかけだけではなく、伝わった瞬間に大きな自信につながります。参加するこどもたちは開催前から自分たちで練習も重ねており、活動当日のVisa社員との練習の時点では既にしっかり発音し伝えられるこどもたちが多かったです。正しい発音やもっと伝わりやすいような話し方を教えてもらい、本番で全員自信をもって大きな声で質問をすることができました。またこどもたちは、それぞれの自己紹介ボードを準備して、それを見せながら選手に自分のことを紹介してくれました。
こどもたちは、様々な質問を英語で行い、またそれに対し、選手も丁寧に一つずつ答えてくれました。またVisaの社員の方々は丁寧にこどもたちにわかりやすく、選手の回答を日本語で伝えてくれました。
Q. スクラムを組むのは痛いですか?
「時々痛いかな。でも最初に比べて、今は慣れて来ているかな。ぶつかったりして耳がカリフラワーみたいになっているんだよ。」
Q. 試合前に必ずやること、食べるものはありますか?
「僕は4人のこどもがいて、毎日忙しいから必ず決まったことはないけど、よくパスタとかパンとか炭水化物をよく食べるかな。」
Q. 好きな食べ物はなんですか?
「僕はトンガの出身で、トンガの料理でお魚やナッツ、野菜を混ぜた食べ物が好きです。」
Q. どんな時にラグビーが好きと感じますか?
「ニュージランドではラグビーが盛んなスポーツで、多くの選手がいつかニュージランドの代表選手になりたいと憧れていて、僕もそれを目指す中でラグビーを好きになったよ。」
最後には、選手からこどもたちに向けてのメッセージを伝えてくださりました。
「素晴らしい質問だったよ。短い期間に練習して質問してくれてありがとう。僕からのメッセージは、こういう状況下でもみんなで「Stay Strong(強くいよう!)」です。いつかみんなとFace to face で会いたいです。」
「短い期間で英語の質問や練習をたくさんしてくれてありがとう!みんな英語、とても上手だったよ。クラブハウスにこれる機会があれば、ぜひ、僕たちがトレーニングしている姿を見てもらいたいと思っているよ。」
今回、ご協力頂いたVisaは多国籍の社員が働いているグローバル企業です。こうした、普段、英語でも業務を行っている社員の方々の力により、当団体では初めて外国人選手と長期療養中のこどもたちの交流を実現することができました。長期療養中により、なかなか様々なところに出かけられず、こどもたちの世界が狭まれてしまう中、オンラインを通じて国際交流できることは新しい世界やこどもたちが可能性を切り開くきっかけにも繋がると考えており、今後も国内外のスポーツ選手との交流ができる機会を創出してまいります。