慶應義塾体育会野球部 田村勇志くん
名前(ふりがな):田村 勇志 (たむら ゆうじ)
年齢:11歳(入団時)
背番号:6(プロ野球チームの巨人の坂本勇人選手が好きで6番を選びました。)
活動期間・回数:2019年2月9日 〜 2019年6月(退団予定) (これまでに合計21回チーム活動に参加)
Being ALIVE Japanとの出会いは?
「東京にある国立成育医療研究センターに入院していたのですが、院内(病院内にある学校)でスポーツ活動をすることがありました。そこでBeing ALIVE Japanの活動を知りました。小学校2年生の頃です。」
慶應野球部に入部すると聞いたときどのような気持ちでしたか?
「聞いた瞬間に胸がわくわくして、病気はあるけれどその分ご褒美があるって、初めてそこで知りました!」
野球部での活動はどうでしたか?
「入団式ではとてもみんな優しくて気軽に話せそうな印象を受けました。
慶應義塾大学での練習はノックやキャッチボール、練習試合などですが、球速を計ってもらったんです。最初は62km/hくらいしか出なくて70㎞/h投げるのが目標でしたが、今は71㎞/h出るようになった!!それに打つほうでは、ぼくスイッチヒッターなんですよ!右は空振りしてしまうけれど当たったときの打球は強い。左は空振りしないけれどゴロになってしまうから、もっと両方練習しないと!!慶應大学の野球部の人たちは、勉強しながら野球も強いのがすごい!僕もそんなふうになりたい!地元には野球少年が多くて、自分は下手すぎてみんなに追いつけるかな?と思っていたけれど、今は追い付けたことがうれしいです」
始球式はどうでしたか?
「緊張と楽しみでドキドキワクワクしました!自分が最初に投げた試合で優勝してくれてとても嬉しかったです。みんなも頑張っているので僕も頑張らないとなっていう気持ちが高まりました。」
周りのお友達の反応は?
「周りの子の反応?友だちがネットでぼくのことを検索してくれて『すごい!!なんでこんなにいろいろなところに出ているの??』って、みんなびっくりしていました。(笑)」
途中、手術のためチームを離れることがありましたがどんな気持ちでしたか?
「部員の皆さんからもらった勇気をリハビリの元気に変えて頑張りました。部員が手紙を書いてくれたりお見舞いに来てくれて気持ちが上がりました。」
将来の夢は?
「ぼくは野球が大好き!でもプロの選手になることは難しいので、選手を支えるトレーナーになりたいです!!筋肉の勉強をいっぱいして、なれるといいな!!」