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2021年11月27日、慶應義塾体育会野球部(以下、慶大野球部と省略)に現在入団中の國久想仁(くにひさ そうと)くんとご兄弟、また8月に退団した石岡直歩(いしおか なおむ)くんと引退する4年生との最後の交流会が行われました。想仁くんは2021年8月24日、直歩くんは2020年8月4日に、Being ALIVE Japanが企画運営するスポーツチームの入団を通じた長期療養児の自立支援・コミュニティ創出事業「TEAMMATES」を通じて、慶應義塾体育会野球部に入団しました。先日の第52回明治神宮野球大会で準優勝を収めた慶大野球部。その大会をもって引退した4年生と最後に一緒に過ごす「青春」の機会として、企画されました。
想仁くんと直歩くんは慶大野球部のユニフォームを着て集合。選手に大きな声であいさつをしてグラウンドに入りました。
ウォーミングアップ後、まずは、直歩くんチーム、想仁くんと兄弟チームに分かれて実戦形式のミニゲームを行いました。
初回ヒットで出塁した直歩くん。チームで繋いで先制。その後、両チームともにヒットや好プレーが続出しました。ミニゲーム終盤には直歩くん・想仁くんのTEAMMATES直接対決もあり、大盛り上がり。最終的には直歩くん1-2想仁くんチームで、想仁くんチームの勝利となりました。
いいプレーが出ると笑顔でハイタッチをして、みんなで野球を楽しみました。
その後、ベースランニング対決を行いました。白熱した戦いになりましたが、直歩くんチームが勝利。
直歩くんチームと想仁くんチームの対決は、総合結果1対1の引き分けで幕を閉じました。
対決後は、みんなで記念撮影。
その後、想仁くんから4年生の選手へ似顔絵うちわのプレゼントがありました。選手から「似てる!」「ありがとう」と言われると、とても嬉しそうでした。
TEAMMATES同士が交流する場面も多々ありました。直歩くんは慶大野球部3人目のTEAMMATESで、想仁くんは4人目です。対決後、選手から「直歩、先輩なんだから想仁に色々教えてあげなよ」といわれると、お互い「よろしく」とハイタッチをしていました。直歩くんは2021年7月の退団直前インタビューで「退団はとっても寂しいけど、僕が退団しないと次のお友達が同じ経験ができないから、次のTEAMMATESの活動を応援し、活動に参加できることが楽しみです。」と話していました。今回の交流を通して、TEAMMATES内での繋がりも強くなってきていることを感じました。
想仁くんと直歩くんは「ミニゲームが楽しかった!」と話し、二人とも選手からピッチングやバッティングを褒められると嬉しそうにしていました。練習中、手をたたいたり大声で応援する想仁くんや直歩くんの姿が印象的でした。
4年生と一緒に練習をするのは今回が最後になりますが、想仁くんは、今後も慶大野球部のTEAMMATESとして活動に取り組んでいきます。今後とも、ご声援のほど宜しくお願い致します。