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REPORT
この度、Being ALIVE Japanでは新型コロナウイルスの流行により、家族との面会や外出制限のある入院中のこどもたちの「ひと」「社会」との接点をつくるオンライン交流活動を横浜市立大学附属病院の小児科病棟で実施致しました。
今回は、今年アジアリーグに参入したプロアイスホッケチーム「横浜GRITS」より、菊池秀治
選手、鹿嶋一成選手、池田涼希選手に活動へのご協力をいただき、お子さんたちとオンラインクイズゲームやアイスホッケーのポーズを取り入れたじゃんけんゲームで交流しました。
当日は合計5名のお子さんがタブレットの画面上より参加してくれました。参加するお子さんの中には、画面上で見える別室のお友達の顔を見えて、何度も画面に顔を近づけて笑顔を見せるお子さんの姿、終始活動中見られました。
アイスホッケーのポーズを取り入れたじゃんけんゲームの際には、池田選手がポーズの見本を見せると、こどもたちも真似て、何度もそのポーズを画面上で見せてくれました。またアイスホッケーや横浜GRITSに関するクイズゲームでは、病棟で準備していただいた番号カードを使って、3択のクイズにチャレンジしてくれました。
参加した選手3名からは、これから始まるシーズンに向けて多くのチカラをいただき、また今度は自分たちが直接、リンクの上からこどもたちに笑顔やチカラを与えられたらと話していました。
菊池選手(#8, DF):
初めてのオンラインでの交流だったので、思ったより反応があって僕自身も楽しめました。こどもたちの笑顔を沢山溢れていたので、僕らも負けずに笑顔で交流しましたが、こどもたちの笑顔には勝れなかったと思います(笑)。今回コロナの影響で、直接会えず、残念でしたが、開幕に向けて僕らも頑張っていかないと、力をいただきましたし、今度はリンクで自分たちが笑顔をたくさん与えられたらと思っています。
鹿嶋選手(#13、FW):
直接笑顔を見れて、嬉しかったです。また今回のつながりを通して、応援をいただけることは、今後の競技活動においてモチベーションになります。これからも頑張って行きたいと思っています。少しでも笑顔になる機会を与えられることができたのであれば、僕としてもとても嬉しいです。
池田選手(#97、FW):
自分自身、大きな病気を経験したことがないので、今回長期療養中のこどもと交流することは初めてで最初、不安はありましたが、こどもたちの笑顔をみたら、とても嬉しくなり、個人的には活動は大成功だったと思います。ぜひ試合会場に来てくれた際は、かっこいい姿を見せて、今度は自分たちがこどもたちに氷上から、たくさんの勇気や元気を与えられたらと思います。
当団体が主催する、入院中、自宅療養中のこどもたちとアスリートが交流できるオンライン事業は「みてね基金」に助成をいただき、活動を実現しております。オンラインでの支援は、まだ小児医療現場では少なく、病院でいつでも社会や人と繋がることができるwifiをはじめ、個々のベッドで交流できるタブレット機器や環境も十分整っておりません。今回、当事業の実施、また小児医療現場でオンラインでの支援を導入・普及にあたり、「みてね基金」では交流する上で必要なタブレット、またwifi等の通信費を支援していただきました。
今後も当団体では、アスリートやスポーツチームと連携し、新型コロナウイルス禍で家族面会や外出に制限がある小児医療現場の中に「ひと」「社会」との接点をつくり、長い治療生活を支援して参ります。活動の導入を希望する病院、また小児科病棟を募集しておりますので、当団体にお問い合わせをいただけましたら幸いです。
マンスリーサポーターの募集!!
助成金は1年単位での支援になります。小児医療現場ではまだまだ患者用の無料wifiが整っているとは限らないため、活動時のポケットwifiの提供は入院中のこどもたちが「ひと」「社会」とつながりやすい環境を支援します。また大部屋の環境づくり、また病棟内で参加しやすい環境作りも今後実施していきたいと考えています。
Being ALIVE Japanでは、定期的に活動を支援し、一緒に入院中のこどもたちの「ひと」、「社会」との接点をつくる活動をサポートしてくださる「マンスリーサポーター」も募集しております。皆さまのご支援により、入院中のこどもたちに定期的に「ひと」「社会」との接点をつくる活動をアスリートとともに提供するとともに、小児医療現場でのオンライン事業の普及をして参ります。
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