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中京大学スポーツ科学部芦塚倫史ゼミ(以下、芦塚ゼミ)の学生と中京大学の体育会所属クラブと協働し、病気のこどもときょうだいが一緒に楽しめるスポーツ祭を開催しました。本イベントは、8月に屋外での開催を予定していましたが、猛暑ならびに新型コロナウイルス・手足口病の感染流行により開催延期となりました。
今回、9名の長期療養児とそのきょうだいや保護者が参加!野球やアルティメット体験、そして最後は運動会の定番競技でもある玉入れや障害物競走を病気や障害のあるお子さん向けに企画しました。
活動を企画する上で、芦塚ゼミや関わる学生アスリートにどんな病気や障害であるかを考える以上に目の前にいるこどもたちの「できること」を見て関わってほしいという団体の想いがありました。
活動当日、どうやったらこどもたちがもっと楽しんでくれるだろう、どうやったらもっと上手くできるだろうかと芦塚ゼミの学生及び学生アスリートたちが自ら考えて一生懸命ご家族とコミュニケーションをとりながら、こどもたちの可能性を探求している様子がとても印象的でした。
参加したご家族からも「みなさん、声を沢山かけてくださり、嬉しかったです。」「皆さんの笑顔がとても素敵で、こどもも私も安心して参加できました」という声をいただきました。
今回のスポーツ祭は、東海圏内にいる長期療養児とその家族向けに当団体の活動認知を高めるために、中京大学スポーツ科学部芦塚倫史ゼミの学生が団体と協働し企画開催をしました。また体育会所属のチームや学生アスリートを巻き込むために企画したイベントとなります。部活動に所属する学生アスリートへの参画を依頼したり、また学生ボランティアを募ったりと芦塚ゼミの学生が中心にスポーツ祭の企画・運営を行い、病気のこどもたちとそのきょうだいのための運動会を開催しました。
東海地方で活動としては最初の一歩となります。今回の活動開催にかかる費用は、日本財団HEROsの助成金をはじめ、オフィシャルパートナーの企業様、個人の方々のご寄付によって実現しました。また活動当日は、当団体のオフィシャルパートナー「小野薬品工業株式会社」の社員5名の方にもボランティアとして活動にご協力を頂き、支援をいただきました。
今後、継続的な活動が取り組めるように、芦塚ゼミの学生たちは学内での広報や周知活動だけではなく、団体の資金集め(ファンドレージングや協賛企業の募集)にもご協力いただいています。学内での募金活動に向けたチラシ作成や学内に募金箱設置のお願い等、取り組んでくださっています。
Being ALIVE Japanではどの長期療養のこどもも、治療しながら最高のこども時代「青春」を実現するTEAMがいることを目指し、全国で活動を広げられるよう、取り組んでいます。大学スポーツチームの参画が増えることはより多くの長期療養のこどもたちの青春をサポートできる機会に繋がります。今後の皆様の支援を通じて、一人でも多くの長期療養児が病気といきていく力と仲間を育める「青春」体験を実現して参ります。