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プロアイスホッケーチーム「横浜 GRITS」所属選手と協業
特定非営利活動法人 Being ALIVE Japan(所在地:東京都世田谷区、理事⻑:北野華子)は、新型コ ロナウイルスの流行により、家族との面会や外出制限がある入院中のこどもたちの「ヒト」「社会」と の接点をつくる「⻑期療養児とアスリートが交流できるオンライン事業」を横浜市立大学附属病院で初 めて実施することをお知らせ致します。
当事業ではオンライン会議アプリ「Zoom」を使用し、双方向で入院中のこどもたちとアスリートが 交流できる様々な企画をしています。新型コロナウイルスの流行に伴い、リアルの対面が制限される入 院中のこどもたち同士が交流する機会をアスリートとともに創出し、一人で頑張る治療生活ではなく、 仲間と一緒に過ごす療養生活をオンラインで支援します。
この度、当団体は、今年アジアリーグに参入したプロアイスホッケーチーム「横浜 GRITS」(GRITS スポーツイノベーターズ株式会社、所在地:神奈川県横浜市、代表取締役社⻑:臼井亮人)との協業が決定しました。8 月 7 日に横浜 GRITS に所属する 3 名の現役選手の協力のもと、横浜市立大学附属病院に入院治療中のこどもたちと現役プロアイスホッケーの選手がオンラインで交流します。
「長期療養児とアスリートが交流できるオンライン事業」はみてね基金が助成し、活動が実現しております。
【実施日】
2020 年 8月 7日(金曜) 15:30〜16:30
【参加チーム/アスリート】
● 横浜 GRITS 菊池 秀治(#8, DF) キャプテン
● 横浜 GRITS 鹿嶋 一成(#13, FW)
● 横浜 GRITS 池田 涼希(#97, FW)
【場所】
横浜市立大学附属病院小児科病棟
【主催団体】 特定非営利活動法人 Being ALIVE Japan
【プログラム内容】
・活動挨拶、選手の自己紹介
・プロアイスホッケー選手とのじゃんけん対決
・アイスホッケーや横浜 GRITS に関するオンラインクイズゲーム
・プロアイスホッケー選手からのメッセージ
当日の様子をご取材いただける場合、またお子さんやご家族への直接取材を希望する場合は、事前に当団体まで必ずお問い合わせ・申請をいただけますようお願いいたします。万が一、取材趣旨が ご家族の意向に沿わない場合には、お断りさせていただくこともございますのでご了承ください。なお、現時点では病棟内での取材・撮影は受け入れておりません。
活動後に主催団体、選手、病院担当者への直接取材の機会をオンライン上で設けさせていただきま す。活動の写真や動画に関しまして、団体より掲載可能な内容を共有させて頂きます。
新型コロナウィルスの流行に伴い、感染拡大を防ぐ目的で現在、小児医療現場では家族面会の制限又は禁止、外出・外泊の制限や禁止、病棟プレイルームでの遊びや病棟イベントの中止等、こどもたちの療養生活を支える「ヒト」「社会」との接点が極力制限されています。また重症化のリスクが高い自宅療養中のこどもたちも、外出制限や同世代との交流が限られており、緊急事態宣言の解除後も ⻑期的に制限のある日常と一人で頑張る療養生活が続いていく現状があります。
Being ALIVE Japan では 2015 年より、アスリートやスポーツチームと連携し、病院や地域社会の中で⻑期療養中のこどもたちに対し、スポーツを通じた支援を実施してきました。構築してきたアスリートやスポーツチームとの関係と実績を活かし、2020年 6月、こどもたちの⻑期療養生活を支え合 う関係を構築することを目的としたオンライン事業を本格的に運用開始しました。小児医療現場での オンライン支援の導入と普及をはじめ、 アスリートとの交流を通じて、全国の⻑期療養中のこどもたちをつなぎ、支え合うコミュニティを創出していくために貢献したいと考えています。
■「みてね基金」が助成
長期療養児とアスリートが交流できるオンライン事業は、みてね基金に助成していただき、活動を実現しています。活動当日、多くの入院中のこどもたちがアスリートと交流できるよう、事業に必要なタブレットや周辺機器等、交流に必要な備品の購入や病院への機材郵送費用をはじめ、オンラインの交流に必要なwifi等の通信費、そしてアスリートや病院と活動企画・運営の資金等をご支援頂いています。
神奈川県横浜市をホームタウンにするプロアイスホッケーチームで、ことし6月2日の「横浜開港記念日」に2020-2021シーズンからアジアリーグアイスホッケーへの正式加盟を発表しました。チーム名の「GRITS」は「やり抜く力」を意味し、チームに関わるすべての人に夢と生きる活力を提供することを目標に、活動を行なっています。現在は、10月から開始予定のシーズンに向けて日々トレーニングに励みつつ、スポーツの力で地域を盛り上げる活動にも積極的に取り組んでいます。
横浜市立大学福浦キャンパス(横浜市金沢区)に医学部と共に立地する附属病院は、370万人の横浜市民の医療の最後の砦として、安全かつ高度な医療を提供しています。高度先進医療の開発と発展を推進する、横浜市内唯一の「特定機能病院」であり、「地域がん診療連携拠点病院」「神奈川県エイズ治療中核拠点病院」「災害拠点病院」の役割を担うほか、小児科領域では「小児がん連携病院」として指定され、2018年よりチャイルド・ライフ・スペシャリスト(CLS)を配置しており、小児科領域の診療にも力を入れている等、各領域で最高水準の医療・看護を提供しています。
2015 年 4 月より、入院中のこども向けのスポーツ活動の提供をはじめ、2016 年 2 月に特定非営利法人化。難病や慢性疾患、⻑期的に治療・療養を必要とするこどもの⻘春と自立を支援することを目的に、地元アスリートやスポーツチームと連携し、こどもたちとご家族を支え応援する存在「TEAMMATES」を地域社会に増やす活動をしています。現在までにスポーツチームとのマッチング事業「TEAMMATES」、病院・地域の中で⻑期療養児のスポーツ活動の提供と普及をしています。また新型コロナウィルス感染拡大により、家族との面会や外出制限がある入院中のこどもたち、また自宅療養中のこどもたちの「ヒト」「社会」との接点をつくる「⻑期療養児とアスリートが交流するオンライン事業」を6月に本格的に開始しています。
詳細は、下記に添付のリリース資料をご覧ください。