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⻑期療養のこどもたちとアスリートが交流するオンライン事業 〜小児医療現場に拡大へ〜
特定非営利活動法人Being ALIVE Japan(所在地:東京都世田谷区、理事:北野華子)は、新型コ ロナウィルス感染拡大により、家族との面会や外出制限がある入院中のこどもたち、また自宅療養中 のこどもたちの「ヒト」「社会」との接点をつくる「⻑期療養児とアスリートが交流するオンライン事業」を 6 月に本格的に開始しました。
このたび、子どもやその家族を取り巻く社会課題の解決に取り組む団体への資金提供を行う「みてね基金」の助成対象団体に選ばれ、本事業の拡大に必要な資金「5,672,060 円」をご支援いただくことが決まりました。
⻑期療養児とアスリートが交流するオンライン事業は、5 月よりJ リーグクラブやトップリーグに所属するラグビー選手をはじめ、多競技の選手の協力を得て試験運用を実施し、Being ALIVE Japan がチームメイツ 企画運営する⻑期療養児のスポーツチーム入団事業「TEAMMATES」を通じて入団経験のあるこどもたちと、ステイホームしながら、オンラインで交流を図りました。今後は、本事業を小児医療現場でも実施し、自宅療養中だけでなく入院治療中のこどもが参加できるよう準備を進めてまいります。
Being ALIVE Japan は、こうしたアスリートとのオンラインでの交流を通じて、⻑期療養を頑張るこどもたち同士、また入院中で面会制限があるきょうだいや家族をつなぎ、一人で頑張る治療生活ではなく「仲間と一緒に過ごす療養生活」を支援していきます。
「みてね基金」は、家族アルバム「みてね」の事業責任者でもある株式会社ミクシィ取締役会⻑・笠原 健治が個人として、10億円を子どもやその家族を取り巻く社会課題の解決に取り組んでいる団体 に対して活動資金として提供するほか、団体の活動内容を「みてね」ユーザーの方々に紹介することで、社会課題そのものや、団体とその取り組みの認知向上にも貢献していく助成活動です。第一期の公募では、対象を新型コロナウイルスの影響で困りごとを抱える家庭を支援する活動を行う団体に絞って実施し、2020 年 6 月時点で、国内外の67団体に約4億円の資金提供を実施することとなりました。
「みてね基金」特設ページ:https://media.mitene.us/archives/1583
新型コロナウィルスの流行に伴い、感染拡大を防ぐ目的で現在、小児医療現場では家族面会の制限又は禁止、外出・外泊の制限や禁止、病棟プレイルームでの遊びや病棟イベントの中止等、こどもた ちの 療養生活を支える「ヒト」「社会」との接点が極力制限されています。また重症化のリスクが高 い自宅療養中のこどもたちも、外出制限や同世代との交流が限られており、緊急事態宣言の解除後も ⻑期的に制限のある日常と一人で頑張る療養生活が続いていく現状があります。
Being ALIVE Japan では 2015 年より、アスリートやスポーツチームと連携し、病院や地域社会の中で⻑期療養中のこどもたちに対し、スポーツを通じた支援を実施してきました。構築してきたアスリートやスポーツチームとの関係と実績を活かし、2020 年 6 月、こどもたちの⻑期療養生活を支え合 う関係を構築することを目的としたオンライン事業を本格的に運用開始しました。小児医療現場での オンライン支援の導入と普及をはじめ、 アスリートとの交流を通じて、全国の⻑期療養中のこどもたちをつなぎ、支え合うコミュニティを創出していくために貢献したいと考えています。
2015 年 4 月より、入院中のこども向けのスポーツ活動の提供をはじめ、2016 年 2 月に特定非営利法人化。難病や慢性疾患、⻑期的に治療・療養を必要とするこどもの⻘春と自立を支援することを目的に、地元アスリートやスポーツチームと連携し、こどもたちとご家族を支え応援する存在「TEAMMATES」を地域社会に増やす活動をしています。現在までにスポーツチームとのマッチング事業「TEAMMATES」、病院・地域の中で⻑期療養児のスポーツ活動の提供と普及をしています。また新型コロナウィルス感染拡大により、家族との面会や外出制限がある入院中のこどもたち、また自宅療養中のこどもたちの「ヒト」「社会」との接点をつくる「⻑期療養児とアスリートが交流するオンライン事業」を6月に本格的に開始しています。
詳細は、下記に添付のリリース資料をご覧ください。